もっと気ままに楽しまんと移住体験ツアー

今回の気ままツアーは、10年間四万十市に憧れ続けていたというSさん。

東京生まれ東京育ちのSさんは、「遅咲きのひまわり」という四万十市を舞台に 、主人公が地域おこし協力隊として活躍するドラマを見て、この四万十市のロケーションに感動し、いつか四万十市で暮らしたいと一途に想い続けてきたという。

まず最初に向かったのは、中村高等技術学校。校長先生の案内で木造建築科、左官エクステリア科、住宅リフォーム科を回りました。

寮もあり、食事付きで門限は10時。アルバイトも可能だそうです
「左官って何ですか?」左官の先生に教えていただきました。

次に向かったのは、Sさんご希望の職場、國寅商店さん。

社長直々に、会社をご案内いただきました。

仕事内容のご説明も初めての方にもわかりやすく、Sさんも具体的なイメージがつかめたようです。

会社の隅々まで、きれいに整理整頓されており、リサイクル品もまるでオブジェのようでした。

ご要望に応じ、下田の彩市場へ向かいました。
地元の産直お野菜がお安い値段で並んでおります。 今は落ち鮎の季節ですので、新鮮で大きな鮎も手軽に手に入ります。

憧れの四万十市、こんなオブジェがある事もご存知でした。

九州からの移住経験者、石川さんは農業の傍ら、デニムの加工と古着のお店をチャレンジショップへ出展し、起業を目指しています。
移住後は仲間として、お誘いをいただいていました。

今回のツアーで空き家も見たいとのご希望により、NPO「四万十市への移住を支援する会」の面談も受けて頂きました。
頼りになるお三方のアドバイスを聞き、今後の移住がスムーズになる事と思います。

単身者向けの物件は、修繕の必要もなく丁度いい間取り!お洒落なペンダントライトも素敵です。

遅咲きのひまわりの撮影にも使われた安並の水車のある道を歩いた後、移住後の足として、すぐに必要となるバイクを見に行きました。行く先々で車の方がいいよと言われていましたが、どうするかはSさん次第ですね。

地元のいいものがたくさん置いてあるサンリバー四万十さんでお買い物をし、地元のおばちゃんに「これ美味しいよ~。食べてみて。」声を掛けられていました。

Sさんが宿泊先に選んだのは、佐田の沈下橋が望める「川辺のコテージ」。

遅咲きのヒマワリの主人公が住んでいたウッディハウスは、室内もお洒落で自炊もできます。
数名でシェアして泊まるにも充分な広さがありました。

2日目は川辺のコテージさんを出発して、三里の沈下橋へ(本名は深木沈下橋ですが。)橋の端っこに座るときには、「何かざわざわする。」と言いながら、嬉しそうでしたよ。

四万十川を身近に感じていただくには、 川に乗っていただくのがお勧めです。
今の季節、 カヌーもできないことはありませんが、Sさんは屋形船を希望されました。

今の季節は本来春に咲く岸つつじが季節を間違えて咲いていて、ピンク色の可憐な花が見られます。
船頭さんのお話を聞いたり、水に手を付けたりと満喫していました。


河原で蛇紋岩を拾いました。紙やすりで磨くとピカピカに光り出します。この石、磁石にくっつくんですが、本流にしかないんですよ。

お昼は、口屋内にある農家レストランしゃえんじりさんへ、田舎のおばちゃんたちの手料理は、地元の私たちにとっても心温まるおふくろの味です。

ちょっと時間が空いたので、四万十川水系の中でも透明度が高いと言われている黒尊川へ。
流木の中に初めて見るカニカゴとエビモジを見つけました。
人生初の水切りは2回成功!
初めて作った笹船も四万十川の流れに乗っていきましたよ。

ツアー最後に向かった先は、「工房くろがね」たたら製鉄、古式鍛造打ち刃物が体験できる日本でも貴重な場所です。

赤く焼けた素材を叩いて自分好みの形に整えていきます。

仕上げは林さんがちゃんとやってくれますので、誰でも簡単に体験ができます。お隣の研修生さんは、関東から何度も通ってこられている方で、たたらで玉鋼を作っていました。

出来ました!!
自分の名前を彫ってもらって、世界にひとつの切り出しナイフです。

2日間、時間いっぱい、四万十市を満喫いただいたSさん。

ツアー後のアンケートでは、「意見を取り入れてもらいながら、都内では体験できない貴重な事ばかりで、「もし、実際に生活したら」が、充分にイメージできる想定で回っていただきました。」
「熱意と誠意をもって案内していただいているのがとても有り難かったです。」と、何とも嬉しいお言葉をいただきました。

来月には、家と仕事の話を進めると決めたSさん。
彼が四万十市の住民になる日を楽しみにしています。